くろうずニッキ

行ったライブの備忘録や日々の雑記などを書きます

【ライブレポ】2016/01/30 Jupiter/犬神サアカス團@神楽坂TRASH UP!

Jupiterと犬神サアカス團って異色な組合せですよね。ファン層も被らなそうだし、でも逆にそれが面白そうだということで行ってまいりました。
びっくりしたのが演者がステージに上がるのに客席後方の楽屋口から登場、お客さんをモーゼ状態にしつつその間を進むという方法だったこと。
小さい箱だと結構あるのかもしれませんが、自分は初めての経験でした。

犬神サアカス團

十数年前、フールズメイトとかでアー写やライブレポなどを読んではいたものの音源は全く聴いたことがなく、例のうたばんが凶子さんの歌声を聴いたのが初めてだったと思います。
普通のザ・V系っぽいバンドってメンバーの誰かしらがちょっと斜に構えてたりするじゃないですか。でも犬神さんはメンバー全員気さくで愉快なお姉さん&お兄さんなんですよね。凶子さんが一番年下で、回りのお兄さん達が妹をかわいがってる的な(?)よくわかりませんが仲良さそうで見てて安心します…色んな意味で。


2016年 新年のご挨拶【犬神サアカス團】

MCも終始こんな感じで和やか。

凶「JupiterさんのファンはVenusっていうんだよね?うちのバンドはね、女性は犬っ子、おじさんは犬っさんなんですよ。Venusってかっこいいよね~」
情「うんうん」
凶「Venusさんをうちのバンドみたいに言うとなんだろ?じゅぴっ子とじゅぴっさん?」
ジ「それはちょっと失礼じゃないかな・・・」
情「でも良く見ると今日はじゅぴっさんもたくさんいらっしゃるんじゃない?」
凶「あはははははっ!!!」

じゅぴっさんのくだりは正直ジンさん情次さん凶子さん誰が言ったのか自信がないのですが、とにかくこの日はキャパが小さい分、おっさんがより目立ってました。
ビカビカ光る例のグッズを付けてる方ばかりだったので、おそらくフロアにいるおっさん達は殆どがじゅぴっさんだったんでしょうな。

ラストの一曲はHIZAKIさんが出てきて(もちろんモーゼで)犬神さんの曲をセッションしました。
狭いステージだからか、そして衣装のせいかHIZAKIさんが加わるとすごい圧迫感。
犬神の皆さんが全体的に小柄な方ばかりなのか、姫デカッ!ってなりました。いやでも相変わらず美しい~。
Versailles時代に対バンした時、犬神さんの中でHIZAKIさんがブーム?になったようで、皆で取り合いをしたそうです。なんだそれ。
凶子さんはHIZAKIさんに向かって終始かわいいを連発してて、しまいには曲中に「ほんとかわいい!どーしよ歌えないんだけど!」と嘆いておられました。そんな凶子さんがかわいかったです。

Jupiter

犬神さんがはけた後、転換に確か30分以上かかってようやくモーゼで登場。誰かお腹壊したりでもしたのかな?と思ってたら、機材トラブルだったそうです。でも無事に始められてよかった。
Jupiterを見るのは、去年のFar East Dizainとの2マン以来だから約半年ぶりくらいかな?あの時は新宿BLAZEの一番後ろでぼーっと見ていただけだったのですが、今回は近い!
激しめな曲メインで且つシングル曲(TOPAZ以外)をおさえた解りやすいセトリだったのもあり、暴れ倒してきました。
ただし曲と曲名がちゃんと紐付いていなかったりもするので、正直曲順の詳細までは覚えていませんが・・・己・Darkness・BLASTとかの暴れ代表曲は全部やりました。
ステージとの距離も近くて目線も近い分、楽器隊の手元がほんと見えなくて、それが心残りだったかな。

ZINくんの明らかに「何しゃべろうかな」って困ってるであろう変な間とか、おてるさんの突発的な煽りとか、前後の会話の流れを加味しないで突然しゃべり出して周りを困らせているHIZAKI姫とか、フロント3人の個性が相変わらず強いな。MCでもちょいちょい笑わせてもらいました。
HIZAKI姫は結局最後までじゅぴっさんのことをじゅぴおっさんと言っていました。それじゃただのおっさんですね。

アンコールはLAST MOMENTとBlessing of~でした。本編が結構激しかったので、こう、アンコールでクールダウンするのもいいですね。
本編でかいた大汗がすっかり引いて、むしろ今度は身体の体温を奪い始めているんじゃ・・・っていうギリギリのところでライブ終了となりました。