くろうずニッキ

行ったライブの備忘録や日々の雑記などを書きます

【ライブレポ】2016/07/02 KENZI 30thAnniversary@新宿BLAZE

THE DEAD P☆P STARSのドラマーKENZIさんの音楽活動30周年を記念した、dpsやGargoyleマシンガンズ、そして板谷祐さんなど、ザ・90年代なバンドが一堂に会するっていう凄まじいイベント。(もちろんお目当てはKAMIJOさんです!)
相変わらず筆が遅くて今更感がたっぷりですが見逃してください。


出順は以下のとおり。

アンチフェミズム
emmuree
犬神サアカス團
SEX MACHINEGUNS
KAMIJO
YOHIO
Gargoyle
新宿心音会板谷祐
THE DEAD P☆P STARS
セッション

なんつーか、もうそうそうたる顔ぶれなんですけど……
一通り見てはいますが、ところどころ自分も後ろにはけたりしてたりするので、箇条書きでまとめます。



アンチフェミニズム

DPS KENZIさんがボーカルを務めるバンドです。
開演まであと15分くらいということで、まったりドリンク飲んで談笑してたら突然ドジャーン!とギターの音が!
すごい爆音でテストするんだなと思ってたら幕が落ちて、白いドレスを来たアンチフェミニズムのメンバー達が登場しました。ほんと、フロアもまだ入場しきってなくてスカスカなところでいきなり始まった(笑)
KAMIJOさん目当てでとりあえず真ん中にいたので、必然的に眼光鋭いKENZIさんのすぐ目の前っていうベスポジになっていました。(さすがに一番前とかではなかったですが)怖い!怖すぎる!
そして一週間前にVersaillesを観に行ってて耽美づいてたので、デスボヴォイヴォイなノリになかなか頭が付いていかない!
KENZIさん、1曲目の途中から自身の金髪のカツラを剥ぎ取って、白いドレスも脱いで、曲が終わる頃にはパンツ一丁になってました。ロックだぜ!
でもその後のMCで「やっぱり着させて」とジャージを着込むそのギャップが最高でした。

今日の楽屋は昼間から酒が入り始めて、もはや宴会状態とのこと。その映像、転換中だけでいいから実況中継で映して欲しかった!
大先輩に囲まれて、しかもバンドではなくソロでの参加のKAMIJOさん、大丈夫かなと身を案じるぼく。(その後、普通に素面で出てきたので一安心)

犬神サアカス團

Jupiterのツーマン以来の犬神さん。期間もあまり空いてなかったからかなんとなく曲も覚えていて一緒にのれて楽しかったです。

MCにて
凶「ちょっとみんな、壁に貼ってあるKENZIさんのポスター見てみてよ~」
(上手側の壁に、KENZIさんが蛍光灯デスマッチ(?)で血塗れになってるポスターがでかでかと貼ってあります)
凶「怖そうだよね~~!アハハハ!でもね、KENZIさんすっごい優しいんだよ!」
客「笑」
凶「今日はそんな大先輩であるKENZIさんをお祝いするということでセトリを考えたんだけど、思えばうちのバンドってお祝いの歌ってないんだよね!アハハハ!」
客「笑」
凶「ということで、この曲を歌います!自殺の唄!」

凶子さんの笑い声に何度ももらい笑いをしてしまう、楽しいMCでした。

SEX MACHINEGUNS

懐かしいイントロ!そして煽り!
2003年の武道館の時はステージの光しか見えなかったのに今日はこんな近くでANCHANGを見られるなんて信じられん。
みかんのうた、ファミボンバー、ONIGUNSOWと、往年の名曲をやってくれましたよ。
ギターソロで、回転ヘドバンしながらタッピングしてるANCHANGがまじかっこよかったです。

KAMIJO

いよー待ってました!
ついさっきまでのザ・ヘビメタな感じとは打って変わってしっとりとKAMIJO先生が登場。ローズライトを持った子羊さん達も前方に集まっていて落ち着く~。ぼくはまんまとローズライト忘れたので動員と思われてなかったかもですが(笑)
Presto、Grazioso、運命を歌ってくださいました。独唱ということで、どんな感じになるんだろ?って思ってましたが、普段のライブでもバンドなしで独唱してるこの3曲だったんですね。

MCでは、KENZIさんとのエピソードとして、LAREINE時代の打上げには何故かいつもKENZIさんとAKIさんがいましたね~。というお話をされていました。
あとは突然の告知。8月のVersailles完全復活ライブのお話をされていましたよ。

その後、確かGargoyleか祐さんの出順の前の転換中、KENZIさんが司会のお姉ちゃん2人とトーク?をしていたんですけど、そこにKAMIJOさんも呼ばれて登場していました。先輩と一緒にいるKAMIJOさんはやっぱり新鮮で好きです。普段から礼儀正しい方ですけど、更にビシィってなってるのがいい。
そしてKAMIJOさんに「今日は来てくれてありがとね~」と優しく話すKENZIさん。怖い人っていうイメージを20年近く持っていたのですが、実際に生で見てみると気のいい懐の広そうなお兄さんでした。
演奏中は(特にボーカルをやってるアンチフェミニズムでは)眼光が鋭くて目があったらぶっとばされそうな勢いですけど。そのギャップがまたいいですね。

KAMIJOさんが終わった後は後ろにはけてしまったのであまりちゃんと見ることが出来ずじまいでしたが、ただただベテランの勢いに圧倒。中でもGargoyleのベテラン感は凄まじかったです。
その後の全バンドを箇条書きででも書きたいのですが、「かっけぇ!!」ってことしか書けなそうなので割愛します・・・。
取り立てて挙げるなら、dpsのラストの曲でファンの特攻服なお姉さん達がステージに上がって(?)ヘドバンしてるのが超絶かっこよかったです。
今でこそアイドルのコンサートなんかでよく見る特攻服ですが(つーか今もいるのかな?)族以外での着用の走りは90年代のV系ファンのお姉さんなんじゃないかと思います。Xとかでもよく目にしてましたよね。

ということで、まるで90年代に戻ったかのような激アツなKENZIさんバースデーイベントでした!
この日はステージ上で散々悪そうな人をたくさん見たからか、BLAZEから新宿駅までの道中でいきがってる若者を見ても何も感じませんでした。